未知の食品

一般的には、夢を覚えているのは眠りが浅いのでよろしくない、
とされていますが、一概にそうともいえません。
睡眠周期がREM睡眠時(脳が覚醒している浅い眠り)に、
目を覚ますと、夢の内容を認識できます。



よって、規則正しい睡眠周期を維持しつつ、決まった時間に就寝、起床していれば、
毎朝夢の内容を記憶していたとしても、なんら不思議ではないです。



で、通院してくださっている方で、夢を鮮明に記憶し、
かつ、夢日記をつけている方がいらっしゃるのですが、
お話を伺っていると、料理の内容が多く、レシピを残しているそうな。
実際に調理したことがあるか確認すると、「ありません」とのこと。



「1度つくってみてください」と談笑していたことがあるのですが、
律儀にも、本当につくってきてくれました・・・。



わたくし   「何ですかこれは?」
夢の住人  「以前お話したレシピのひとつです」
わ   「何が入ってるんですか?」
夢   「内緒です」
わ   「・・・・・・・」
夢   「おかしなものは入れてませんって。ちゃんと食べれますって(笑)」



というわけで戴きました。
決して見栄えのするものではありませんでしたけど(失礼!)、
当然ながら、食べ慣れた味であるはずはなく、
知っている食べ物で近いものも思いつきません。



毎日食べていると、そのうち慣れてしまうのかもしれません。
海外で、初めて食する物に近い感覚です。
平たくいえば、異文化の食品、未知の食品でした。



それはさておき、一見出鱈目なレシピで、食べ物が出来上がったことに驚いてます。
なんなのでしょうね? 人類太古、DNAの記憶が見させた夢なのでしょうか。



わざわざつくってくださって、ありがとうございました。
非常に貴重な経験をさせて戴きました。



西宮 ながた整体院