スカイツリーからの落雪被害

<NHK> 2016年1月19日 『東京スカイツリー落雪で周辺の住宅破損 』

今回の雪では、東京・墨田区東京スカイツリーの運営会社が、雪の塊が落下しないよう、多くの作業員が雪を払う作業に当たりました。しかし、19日朝になって、およそ100メートル離れた住宅で、落下した雪で雨どいが壊れる被害が見つかったということです。(以下省略)

雪が落下した際の危険性は、スカイツリーの設計段階から、
当然考慮されていましたが、それでもこういう事って起こるのですね。
想定外の降雪量というわけでは、ありませんでしたから、
落雪に対する設備が、当初の予定通り機能していないことになります。



被害に遭った住宅はお気の毒ですが、人に直撃していると
間違いなく大惨事ですから、雪が落下したのが建物でよかったです。



それにしても、落ちた雪が風にあおられて、スカイツリーから
100メートル離れている住宅にまで届いてしまうのですね。



自宅の雨どいが壊れているのを発見した住人が、
すぐさまスカイツリーに被害を受けた報告をしたということは、
100メートル離れていても、雪が落ちてくることは
想定内だったということになります。



一般的にはあまり知られていないだけで、巨大な建造物の
近くに住んでいる人ならではの苦悩が、きっと他にもあるのでしょうね。



24日から25日にかけて、さらに強力な寒波がやってくるそうですので、
皆様方におかれましては、くれぐれもご自愛ください。