正確に表現するなら基地の増設

<産経新聞> 2015年12月21日 『「沖縄2紙の報道に偏り」沖縄県と翁長知事提訴の宜野湾市原告団が会見』

米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、宜野湾市民らでつくる「宜野湾市民の安全な生活を守る会」が21日、東京都内で記者会見し、平安座唯雄(へんざただお)会長は移設をめぐる沖縄県の地元紙2紙の報道について「普天間飛行場の代替施設なのに新基地建設だと報道する。間違いだ」と批判した。(以下省略)

辺野古には既に基地がありますから、新基地建設ではなく、
どう考えても基地移設が正解ですよね。
より正確に表現するなら、「基地の増設」あたりでしょうか。



沖縄の地元メディアの偏向ぶりは、目に余るものがありますが、
この件を報道したのは、産経だけですか。
新基地建設の方が、何かと世論を誘導しやすいからでしょうけれども。



ここでも、お得意の報道しない自由を行使しているわけですが、
今はネットで情報収集できますから、「重要事項を報道していない新聞社」
は直ぐにわかってしまいます。従いまして、報道しないことによって、
そのメディアの立ち居地を示しているわけですね。



各社にとって、都合の悪いことは報道しないのですから、ニュース番組や
新聞が信用を失い、視聴率、販売部数が減少するのも当たり前でしょう。



それにしても、司法の場に訴えるしかないとは、なんとも情けない話です。
この体たらくでも生活必需品扱いとなり、消費税軽減税率の対象になるのですから、
やっぱり茶番劇ですな・・・。