難民といえども不法入国はいかんでしょ

<AFP=時事> 2015年10月16日 『治安部隊発砲で難民死亡=警告射撃が誤って命中か』

ブルガリア南東部スレデツ近郊で15日、隣接するトルコから押し寄せたアフガニスタン難民に治安部隊が発砲し、撃たれた難民の男性1人が病院に搬送される途中で死亡した。ブルガリア内務省報道官がAFP通信に明らかにした。 (以下省略)

「治安部隊の発砲により難民の男性が死亡」なんて書かれると、
不思議な事に、ブルガリアって酷い国だな、難民が可哀想・・・、
大多数の人にとっての感想としては、こんな感じになってしまうのではあるまいか。



けど、いつの間にか国境を越えて国内に侵入していた不法入国者で、
さらには、大人しく指示に従うどころか、抵抗するわけですから、
治安部隊としては、そりゃ威嚇射撃くらいはするでしょう。



許可なく国境を越えるとは、そういうことです。
見過ごしていたら、それこそ国が滅んでしまいますから、
治安部隊は忠実に仕事をこなしただけですね。
難民といえども法を犯して良いはずがありません。



それにしても、ドイツのメルケルさんが出来もしないのに、
難民を受け入れる意思表示をしたため、欧州は混沌としてますね。
落としどころが難しくなってきました。



そもそも、「難民」と表現されてはいるものの、生きていくために仕方なく
異国の地へ移動しているわけではなく、より良い暮らし(社会福祉など)を
求めての移動ですから、もはや難民と云うよりは移民でしょう。



2015年10月16日 『田原総一朗「世界から見放されかねない安倍首相の『難民鎖国』宣言」』

(前略) 安倍首相は「難民」は受け入れないと宣言し、その代わり、シリア、イラクの難民と国内避難民向けに約8.1億ドル(約969億円)を支援すると表明した。これでは、日本人は何を考えているのかと、世界中から顰蹙(ひんしゅく)を買うことになる。(以下省略)

批難されることはあっても、ひんしゅくは買うことはないでしょう。
当事者である欧州が持て余しているから、日本に難癖をつけているだけです。



そもそも、日本には既に外国人がたくさんいて、
生活保護の受給(違法)を巡って、混沌としています。



生活保護と年金の受給額は、いつのまにか逆転し、
年金よりも生活保護で支給される金額の方が多いという、
なんとも矛盾した制度になってしまっています。



そんな状況で、さらに難民増やしてどうするのやら・・・。
それでは、消費税をいくら上げても追いつきません。



繰り返しますが、今ヨーロッパで問題になっている難民は、
生きていくために仕方なく異国の地へ逃れようとしているわけではありません。
よりよい社会保障を得るための移動です。



そんな都合の良い移民の出国を批判する報道はいっさいなく、
受け入れない国家を批判する記事で溢れているのは、なんとも不思議です。