多くの国民が反対しているのに多数決で決めたのは許せない

<琉球新報> 2015年9月20日 『安保法成立、那覇で抗議集会』

(前略) 県内の学生グループ「SEALDs RYUKYU(シールズ琉球)」は那覇市で抗議集会を開き、「まだまだ諦めない」と取り組みの継続を呼び掛けた。「子どもたちや孫にどう説明したらいいのか」。沖縄市の當山孝信さん(70)は肩を落とした。法案の審議が始まってから不安な気持ちで報道を見守っていた。「民主主義なのに多数決で決めてしまった。暴挙という印象だ」(以下省略)

政治でなくとも、集団生活において何かが決まる時は、
その集団に属する誰かにとっては不本意な結果になってしまうものです。



可能な限り、いさかいをなくすために議論を重ねることによって、
相反するふたつの意見の妥協点を模索するわけです。



それで、最終的には多数決で決定するということになります。
そもそも、選挙制度自体が多数決みたいなものですから。



ところが、「民主主義なのに多数決で決めてしまった。暴挙という印象だ」
なんだそうです。いったいどのあたりが暴挙なのでしょう・・・。



えーっと、つまり、「多くの国民が反対しているのに多数決で決めたのは許せない!」
ということになりますか?