鬼怒川の氾濫にまつわるアレなお話し



<ハフィントンポスト> 2015年9月10日 『鬼怒川の氾濫、ソーラーパネルで丘が削り取られていた場所からも』

茨城県常総市で9月10日、鬼怒川沿いの堤防沿いの複数の地点から水が氾濫したが、そのうちの1つである若宮戸(わかみやど)付近あたりではもともと堤防がなく、太陽光発電所の建設の際に、堤防の役割を果たしていた丘も削り取られていたことがわかった。

日テレNEWSによると、大型の土のうを積んで対応していたが、そこから水があふれたという。 国土交通省はこの日、若宮戸地区で、鬼怒川の水があふれる「越水」が確認されたと発表。この場所付近に堤防がないことは、2014年6月の常総市議会でも指摘されていた。 (以下省略)

水は複数の地点から氾濫した模様ですが、ソーラーパネルを設置するために、
丘を削った部分は明らかに拠点となって越水していますね。



仮にソーラーパネルを設置せず、元のままの丘であれば、
被害はもっと少なくて済んだ可能性は否定できません。
自然堤防となっていた丘を削ったことによる危険性を住人も、
行政も把握していたのですから、これは人災ということになりそう。



もともと太陽光発電は、それまでにあった建物はそのまま、
つまり余っているスペースを有効活用できるという触れ込みでした。
ところが、丘を削ったり、山の木を伐採して設置しているというのが現実の様ですね。



本当に丘を削ったことが原因で被害を拡大してしまったのかどうか、
原因はしっかり調査されるべきでしょう。
そういえば、太陽光発電優遇政策を積極的に推進したのは、
民主党、管政権の頃でした。





一方で、マスコミのヘリは、懸命に救助活動をつづける自衛隊のヘリに急接近。
画像でみると、ほんとに近づきすぎで救助の邪魔してますね・・・。



報道のヘリが救助活動の邪魔になっている、という問題は、
阪神大震災や、東日本大震災の頃にもありました。
そろそろ本格的に規制するべきでしょう。