すっかり属国扱いの欧州
<時事> 2015年6月8日 『南シナ海問題、G7介入に反発−中国共産党系紙』
(前略) 社説は、中国やロシアが参加しないG7サミットに「欠陥があるのは一目瞭然だ」と指摘。南シナ海問題に関し、遠く離れた欧州諸国の「関心を引き起こさない」と主張した。欧州諸国が中国の主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)のメンバーであることにも言及した。
AIIB参加国は、すっかり中国の子分扱いですね・・・。
そもそも、南シナ海への侵略行為と、AIIBにはなんの関係もありません。
まだ体裁さえ整っておらず、このまま頓挫しそうなIIBを、
いきなり政治利用しているあたりは中国らしいです。
AIIBがなんのために設立されたのかが、よくわかる発言ですね。
「バスに乗り遅れるな!」と散々煽り、参加しなければ日本終了、
くらいの勢いで語っていた人たちの談話を聞きたいものです。
けど、属国扱いを受けて大人しく従ってくれる欧州でもないでしょう。
欧州は欧州でけっこう腹黒いです。
欧州と中国の利害が一致しなければ、AIIBはお終いです。
日本の支援抜きで、欧州が従うだけのエサを与えることができるかが、
AIIBの行方を左右しそうですね。