今まで見逃してきたのは日本です

2015年5月12日 『日本EEZでの韓国漁船への無理な取り締まりやめて』

韓国・聯合ニュースによると、韓国海洋水産部は11日、釜山の東海漁業管理団会議室で2015年漁期(今年1月20日〜来年6月30日)日韓漁業指導取締実務協議を開いたと発表した。

協議では、韓国側が日本の水域で韓国漁船の夜間臨検などの“無理な取り締まり”を 自制するよう日本側に要求した。 日本側は、韓国が操業条件や手続きを順守するよう漁船に指導することを求めたという。

「韓国不法漁船への無理な取り締まりやめて」だそうです。
これって、平たく言えば、「韓国不法漁船の犯罪を見逃せ」ということですよね。
それに対して、日本側は、「法律を守るよう不法漁船に指導してね」
という主旨の要求をしたそうな。



なんと言いますか、まったく対話が成立していませんね・・・。



この問題は、韓国の不法漁船が犯罪をやめれば万事解決する問題ですが、
政府レベルで、日本に取り締まらないよう要求してくるのですから、お話しになりません。
他国に犯罪を見逃すよう要請するまえに、自国民が犯罪を犯さないよう指導しなされ。



もっとも、諍いを避けるために、今まで犯罪を見逃してきたのは日本ですけれども。
韓国側としては、見逃してもらえることが標準になっちゃってるんでしょうね。



角が立つのを危惧して、曖昧な対応をしていると、
後々余計にこじれてしまうという悪い見本ですね。
これ以上禍根を残さないためにも、ここは譲らず毅然とした対応を。