しつこ過ぎる勧誘

<毎日新聞 > 2015年4月24日 『アジア投資銀の参加決定は早期に』

自民党二階俊博総務会長は24日、東京都内であった「日中企業家高峰(サミット)フォーラム」(中国青年報、毎日新聞社主管)で講演し、中国が設立を主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、「もし思いを改めて参加しようということになれば、なるべく早い方がいい」と述べ、早期参加を促した。

 そのうえで「できれば日本に(AIIBに)入ってもらいたいのが中国の本音だ」と指摘。「日本は国際金融にたけており、日本の経験、知見を活用したいという思いが中国にはある。お互いに協力し合っていけばいい」と語り、AIIB参加で日中協力を推進するよう求めた。

「もし思いを改めて参加しようということになれば、なるべく早い方がいい」ですって。
「参加しません」と明確に意思表示しているにも関らず、
しつこく勧誘する様は、出資詐欺師の姿勢そのものです。



AIIB参加推進派に共通していることですが、
中国が喜ぶことばかりで、日本が得することを何一つ語ってませんね。



日本の不参加によって、いきなり資金難に見舞われたAIIBは、
個人向けのファンドでも、資金を集めるそうな。
そんなに良いものなら個人で買えるだけ買ったうえで、
参加を促せば少しくらい説得力がでるかもしれませぬ。



「お互いに協力し合っていけばいい」そうですが、
事前の話し合いの段階からそれができないから、
「日本は参加しません」、と申し上げているわけでして。



ところで、この方の選挙区は和歌山ですか。
レンタル料が法外にも関らず、和歌山にやたらとパンダが多い
理由を垣間見たような・・・。