終わりの始まり

<デイリースポーツ> 2015年2月12日 『日本サッカー協会 理事会で任命責任について協議』

日本サッカー協会は12日、都内で行われた理事会で、八百長疑惑で解任した日本代表のアギーレ前監督の任命責任について協議。 協会トップの大仁邦弥会長(70)、アギーレ氏招へいの中心となった原博実専務理事(56)、霜田正浩技術委員長(47)について、「任命責任はなし」という結論を出した。ただ、3人とも給料の一部を自主返納(大仁会長は50%を4カ月間、原専務理事、霜田技術委員長は30%を4カ月間)するという。 (以下省略)



アジア杯にてまさかの敗退でがっかりしていたのですが、
これはまた酷い展開になってきました・・・。



もともと、アギーレ監督には八百長疑惑があって、
それを承知のうえで日本代表監督に招いたものの、
やっぱり如何わしいからアギーレさんをクビにしたわけですが。
任命責任はない、という判断なら給料も返納しなくて良くない?



責任者を追求する場が、当事者ばかりの理事会なら、
どうしても茶番劇になってしまうでしょうから、
「俺たち悪くない」という結論に落ち着くに決まってます。
それにしても、「責任なし」ってわざわざ談話をだすようなお話しでしょうか・・・。



任命責任がどうのと云う前に、そもそも、昨年のブラジルW杯では惨敗、
このあいだのアジア杯では、一回戦敗退、これだけでも、辞めるに値するような。



なんだか、大仁会長、原専務って、すっかり有名人になりましたな。
スポーツ協会の人間に注目が集まるのって、よい傾向ではないです。


相撲や柔道でもそうですが、その競技を運営、バックアップする協会が、
ぐだぐだやっていると、競技能力も落ちていく傾向にあります。
これは、日本サッカー界の終わりの始まりかもしれませんね。