なぜ誘致したのだろう

<朝鮮日報> 2015年2月11日 『F1で巨額の赤字を抱え違約金』

国際自動車レース、フォーミュラワン(F1)韓国グランプリ(GP)の大会組織委員会が昨年と今年、韓国GPを開催できなかったことによる違約金として最大1億ドル(現在のレートで約120億円、以下同じ)を支払わねばならない見通しとなった。 (中略)


このように開催前後の見通しや財政の裏付けなど、あらゆる面でずさんな国際スポーツイベントの誘致にブレーキをかけられるのは政府しかない。 今後、政府は事前の審査を強化し、条件を満たせない自治体には最初から国際的なイベントの誘致を認めないようにしなければならない。

ドライバーに韓国人がいるわけでもなく、F1のエンジンを供給しているわけでもなく、
F1とはほぼ無縁っぽい韓国が誘致した理由がわかりませぬ・・・。



そのうえ韓国国内でモータースポーツが皆無な状態なら、
F1に対する関心も低めでしょうから、そりゃ、観客も入りませんって。
どう考えてもF1を誘致する前に、国内のモータースポーツを開催するべきでした。



F1なんて、一年に一度しか開催されませんので、基本的には、
F1以外の興行で採算を取れるようにしておかないとキツイです。
鈴鹿でも、F1のみの開催なら破綻すること待ったなしでしょう。



記事にある、「ずさんな国際スポーツイベントの誘致にブレーキを」
という部分を読んで、平昌オリンピック危機を思い浮かべてしまいました。
土台なしで、なんでも開催したがるのは、国民性なのでしょうか。



それにしても違約金120億円ってかなり厳しいですね・・・。
韓国にとってウォン高であることが、せめてもの救いでしょうか。