テレビ朝日、外務省に怒られる

人質事件騒動の初期の頃に、「イスラム国」という呼称は、
あたかもイスラム圏の国家を連想させるため、ISILと呼ぶことにしましょう、
との主旨で日本政府から呼びかけがありました。



同様の理由から海外メディアでは、イスラム国やISなどと呼ばないように
徹底されているようです。



数日前に、紹介したブログの駐日パレスチナ大使なども、
駐日アラブ外交団(アラブ諸国20カ国により構成)が1月27日にわざわざ会見を開いて
「ISIS、いわゆる『イスラム国』はイスラムではない」という声明を出しています。
イスラムの方も、テロリスト集団と混同される事を危惧しているわけですね。





ところが、未だに朝日新聞や同系列の報道ステーションでは、
イスラム国という呼称に拘っている模様。なぜだろうなぜかしら。



さらには、またしても事実無根の捏造を行ったらしく、
外務省に怒られてしまいました・・・。<日本国外務省> 2015年2月3日  『テレビ朝日報道ステーション」の報道に関する申し入れ』

貴社は,平成27年2月2日放送の「報道ステーション」において,シリアにおける邦人人質殺害事件につき報じる中で,総理の中東訪問に関し,「そもそも外務省関係者によれば,パリのテロ事件もあり,外務省は総理官邸に対し中東訪問自体を見直すよう進言していた」旨報じ,また,エジプトで行われた総理の政策スピーチに関し,「外務省幹部によると,この内容についても総理官邸が主導して作成されたという」と報じるなど,あたかも外務省の意に反して,中東訪問が行われ,スピーチの当該部分が作成されたかのような報道がありました。

 この報道内容は事実と全く異なるものです。(以下省略)

朝日新聞に限ったことではありませんが、日本の報道は
立ち位置がどうにもテロリスト集団寄りなんですよね・・・。