日本造船業界が元気らしい

<韓国経済新聞> 2015年2月3日 『日本造船業界が猛追撃…韓国が緊張』

(前略) 日本造船企業は安倍政権の発足後に続いた円安の影響で受注競争力を確保したうえ、数年間にわたる構造調整を通じてコスト競争力を高めた。日本政府は2008年以降、円高造船業が打撃を受け、大々的な統廃合に入った。(以下省略)

円安が日本造船業界にとって追い風になっているだけでなく、
韓国にとっては逆境になるわけですが、引用記事にある通り、
民主党政権下の円安においては、まったく逆で、日本造船業が苦しみ、
韓国にとって追い風になっていたというお話し。



そもそも韓国の船は、日本の技術提供の上になりたってきたものですから、
船の性能や特徴には類似性があります。ゆえに、市場では他国の船以上に、
ライバルになってしまいがちです。



船に限ったことではなく、家電製品でも同様の事が言えますので、
過ぎたる円高がいかに日本経済にとってマイナスであったことか・・・。



日本ではあまり報道されませんが、円安によるメリットはしっかり存在しています。
逆に韓国や中国にとっては、円安より円高の方が有難いでしょうね。
今治造船が元気になりつつあるようですが、四国の活性化にも繋がりそうです。
ぜひともこの調子で頑張って欲しいです。