おもてなし雑感


<東洋経済> 2015年1月13日 『「おもてなし」礼賛は日本人の思い上がりだ』

お・も・て・な・し。それは訪れる人を心から慈しみお迎えするという意味です」

東京五輪を招致するプレゼンテーションの場で滝川クリステルさんが口にした「おもてなし」は、瞬く間に日本中で流行語となった。以来、「日本のおもてなしで観光立国を目指せ」という動きが、にわかに盛り上がっている。(以下省略)

東京オリンピック誘致の際、滝川クリステルさんによる、
お・も・て・な・し」は、確かに話題になりましたが、
日本人としての文化、習慣としての、「おもてなし」を
必要以上に誇っている人をみたことありません。



とはいえ、よくよく考えてみると、オリンピック誘致演説で、
日本人が「おもてなし」などと発言してしまうと違和感がありますね。
なんといいますか、善意のゴリ押しみたいな、そんな感じです。



思うに、ハーフである意味で日本人離れした滝川クリステルさんの
スピーチであったからこそ、親日外国人的っぽい発言と錯覚して、
違和感なくすんなり受け入れられた気がします。



少なくとも、「おもてなし」に関しては、思い上がっている日本人なんて
殆どいないと思われますのでご安心を。