普通の対応です

<朝日新聞> 2015年1月9日

沖縄県翁長雄志知事に対する政府・自民党の冷遇ぶりが目立っている。翁長氏は6〜8日、新年度予算の要請などで上京したが、関係閣僚との面会や自民党の会合への出席は実現しなかった。米軍普天間飛行場の移設問題で国に反対する翁長氏。政府との蜜月を誇った前知事への対応との違いに沖縄で反発の声が上がる。(以下省略)

翁長氏といえば、今まで自民党議員として4期那覇市長を務め、
辺野古への移設も推進派でしたが、沖縄知選挙では、
共産党と組んで基地移設反対を掲げたうえで当選しました。



自民党からすれば、裏切り以外の何ものでもありませんから、
政府主催の会議ならともかく、自民党の会議には呼ばれるわけがない。
誰がどう考えても当たり前の結果でしょう・・・。



むしろ、アポなしでも押しかけて行けば、会えると考える方が不思議です。
大臣クラスに、事前約束なしで会える地方知事なんてそうそういません。
常識的には、事務方が会談の段取り付けたうえで会いに行くものかと思われます。



それをしないで、上京してしまうのは単なるパフォーマンスで、
政府側に、「会ってもらえない」という状況を演出しているだけにみえます・・・。
前沖縄知事を引き合いに出すなら、事前の段取りも含めて報道するべきでしょう。