最低限のルールも守れないなら

2014年10月28日 エボラ出血熱国内初感染は確認されず

各社報道によると、27日午後、西アフリカのリベリアに滞在していた男性が羽田空港に到着し、発熱の症状を訴えたため、エボラ出血熱の疑いがあるとして国立国際医療研究センターに搬送された。(以下省略)


昨日、エボラウイルスの感染拡大に繋がってしまうので、
現地である西アフリカまで取材にはいかない方が吉、と書いたばかりですが、
西アフリカでエボラウイルスを取材していた記者の行動が凄すぎます・・・。



8月に西アフリカ(リベリア)でエボラ患者や遺体を直接取材した後、
10月18日にリベリアを出国、ベルギーで10日ほど滞在。



10月27日に、発熱(エボラの症状の可能性)していながら、
申告せずに日本入国を試みるも、隠しサーモグラフィーにて、
発熱していることが発覚し、上記の経緯が明らかになった模様。



エボラウイルス熱での取材に行って、同ウイルスの危険性や、
航空会社に発熱等の症状を申告する義務も把握していたはずですが・・・。



エボラウイルス飛沫感染する、とCDCから訂正されたばかりです。
今のところは、エボラウイルス陰性だそうですが、仮に陽性だった場合は、
同じ飛行機に居合わせた人が感染している可能性が高くなってしまいます。



最低限のルールでさえ遵守できないのであれば、
やっぱり取材には行ってはいけないと思った次第です。