水を指さずに素直に祝福しましょう



<読売> 2014年2月15日 http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2014/skate/20140215-OYT1T00702.htm

羽生が五輪で日本男子初の金メダルを手にしたニュースは、ロシア国内のメディア等でも取り上げられた。
地元ロシアの英雄で、今回の団体金メダルにも貢献。個人種目は腰痛で無念の棄権となった男子のエフゲニー・プルシェンコは、自身のツイッター投稿で、「羽生は天才」「羽生は僕のアイドル。よくやった」とたたえた。
一方タス通信は、浅田真央中京大)の今季フリー振り付けを担当し、ロシアフィギュア界の重鎮でもあるタチアナ・タラソワ氏のコメントを紹介。
「率直に言って、メダルを誰にも与えるべきではない。私の記憶では、こんなに転んだ五輪チャンピオンはいない」と辛口で批評した。

やっぱりプルシェンコさんのコメントは秀逸ですね。
ここまで、新しい王者を称えることのできる人もそうそうおりますまい。
それに引き換え、タチアナ氏とやらのコメントはいただけません。
同じロシアのフィギュア界を代表する人物でもえらい違いです。



羽生選手だけでなく、他の選手もしこたま転んだわけで、
それなら、先ずはリンクの状態を疑うべきでしょう。
選手相手に難癖つけるのは道理ではないですね。



プルシェンコさんは、個人戦に向けた練習中に怪我をしたそうですが、
リンクの状態が関係していたのかもしれません。
まともな五輪運営をできなかった自国を恥じるべきでしょう。<デイリー> 2014年2月15日 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140215-00000007-dal-spo

ノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗(25)=北野建設=が13日夜、五輪公園でのメダル授与式に臨んだ。両手を上げて観衆に応え、受けとった銀メダルに「かなり重くてびっくりした」と実感に浸った。
 一方でメダリストたちには、日本オリンピック委員会(JOC)から“メダルかむな指令”が出ていることも判明。渡部暁は、授与式前に複合チームの成田監督から「メダルをかんじゃダメ!!」と通達され「カメラマンさんに『かんで』と言われたけど、何とかやり過ごした」と苦笑いで語った。
 メダルをかむパフォーマンスに関しては、JOCの竹田会長の息子で慶大講師の竹田恒泰氏がツイッター上で「メダルはかむな。
品がない上に、メダルを侮辱することになる」と発信し、話題となったが、この通達との関連性は明らかになっていない。

マスコミがメダルをかむようにリクエストするのは相変わらずみたいですね・・・。
日本オリンピック委員会からメダルを噛まないよう指示がでていることは、
もちろん、マスコミも知ってのうえでリクエストしているのでしょうから、性質が悪いです。



選手が個人的に断ってしまうと、メディアから反感を買ってしまい、
下手をすれば、あることないことまで書かれそうなので、
日本オリンピック委員会として指示をだしたのは良いことだと思います。



そもそも、メダルを噛むシーンを見たいという人に出会ったことがありません。
やっぱりあまり品のない行為かと思われます。
選手にメダルを噛むようにリクエストするのではなく、
「メダルにキスして」とか言えば、応じてくれる選手もいるのでは?