国際条約は国内法に優先する

<信濃毎日> 2014年1月27日 http://www.shinmai.co.jp/news/20140127/KT140126ETI090001000.php

(前略) 籾井会長は「日韓基本条約で全部解決している」とも述べている。この発言も不適切だ。
日本の謝罪と補償を求める人が今もいることを無視している。 (以下省略)

国際条約とは、相互の政府の同意によって締結されるもで、
その効力は各々の国内法よりも優先されるものです。
渦中の日韓基本条約も、当然ながら日本が強要したものではなく
日本に有利なものでもありません(むしろ日本に不利な条約です)。



韓国の近代化の土台になる、日本が築いた公共インフラも放棄し、
信濃毎日が問題にしている賠償金も韓国政府に支払い済みです。
もっとも、韓国政府から、韓国国民には支払われてはいないようですが、
それは日本政府の責任でないことは明らかです。
それこそ、「賠償は韓国政府に求めてください」 としか言いようがありません。



条約に記載されてる内容を無視して、不適切とはこれいかに。
どうやら日本のマスコミは、「解決してない」というスタンスの様ですが、
国際条約に対する認識を聞いてみたいものです。