8パーセントで、なにゆえ130円?

 2013年11月24日

来年4月の消費増税にあわせ、自動販売機で売られる飲料の一部が10円値上げされる見通しになった。
いまは150円で売られているペットボトル入りのお茶などは160円になる。
販売数が多い缶コーヒーや缶ジュースなど120円の商品の一部は、130円に上がる。
税引き前の希望小売価格をもとに、120円の缶コーヒーの消費税率8%での税込み価格を計算すると、124円になる。
増税分を転嫁した場合の売値は4円しか上がらず、値上げ幅は10円に満たない。


消費税増税に伴って、自動販売機の缶コーヒー・缶ジュースの
値上げが決定したそうな。お値段は130円。
僕が子供の頃は、自動販売機は100円均一だったんですよね。
それが、消費税(3パーセント)が導入されて、110円になったわけです。



来春から、消費税は8パーセント。
あれ? 8パーセントで、なにゆえ130円??



0パーセント→100円 ・・・ 自動販売機の本来の値段
3パーセント→110円 ・・・ 1円玉5円玉は使えないから致し方なし
5パーセント→120円 ・・・ え?
8パーセント→130円 ・・・ えぇ!?



基本額から消費税分のみUPではなく、
上げた分からさらに消費税分上げてますね。



ようするに、110円、120円と値上げするたびに、
それを基本額として、いちいち再設定しているから、
8%で130円という不可解な値段になってしまうわけですね。



このルールで行くと、消費税が10%にする時には、
130×1.10 = 143円也・・・。典型的な便乗値上げです。 



本来ならこうあるべきでしょ?
0パーセント→100円 ・・・ 自動販売機の本来の値段
3パーセント→110円 ・・・ 1円玉5円玉は使えないから致し方なし
5パーセント→110円 ・・・ 1円玉5円玉は使えないから致し方なし
8パーセント→110円 ・・・ 1円玉5円玉は使えないから致し方なし
10パーセント→110円 ・・・ 適正