朝日新聞は珊瑚がお好きとみえる

<朝日新聞> 2013年11月12日 台風から10年、サンゴ復活

全国からダイバーが集まる高知県最西端の大月町柏島で、10年前の台風で壊滅したサンゴが復活している。ダイバーらが天敵の巻き貝4万6千個を手で拾ったり、成長のようすを知らせあったりするなど、ダイビングスポットならではの「見守り」が実を結んだ。(以下省略)

朝日新聞が珊瑚の復活を記事にするとは・・・。
余程サンゴがお好きとみえる。



平成元年に、朝日新聞記者が西表島にアミサンゴを撮影に行った際、
珊瑚に、「K・Y」と落書きされているのを発見し、
ダイバーの低モラルぶりを嘆く内容の報道をしたことが発端。<朝日新聞> 1989年4月20日 「サンゴ汚したK・Yってだれだ」

これは一体なんのつもりだろう。(中略)「K・Y」のイニシャルを見つけたとき、しばし言葉を失った。(中略)日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。精神の貧しさの、すさんだ心の……。 にしても「K・Y」ってだれだ。



その後、界隈の海を知り尽くしている地元ダイバー達から、
「サンゴにこれまで傷はなかった、なんか取材者が怪しくね?」
という声が上がり、調査が行われた結果、
朝日新聞の自作自演であることが発覚したという事件です。





朝日新聞自らがサンゴ、それも復活に触れてしまったことにより、
上記のやらせ事件を思い出した人も少なくなさそう。


改めて思い起こしてみても、とんでもない事件です。
それでいて、「食の偽装はけしからん」などと主張するのですから、たいしたものです。