どうなのでしょう

<楽天> 2013年11月8日 「楽天日本一セールに関するお詫びと補償のお知らせ

日ごろより、楽天グループのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
当社では、東北楽天ゴールデンイーグルスの「コナミ日本シリーズ2013」の優勝を記念し11月3日(日)から11月7日(木)まで
楽天日本一セール」を開催いたしましたが、このたび、当社が行った調査により、当社が実施した「楽天日本一セール」におきまして
一部の出店店舗がセールに便乗した元値の不当な引き上げを実施していたことが判明いたしました。
お客様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしました。謹んでお詫び申し上げます。
当社としましては、当該店舗において元値が不当に引き上げられた商品をご購入されたお客様に対し
該当商品の購入代金相当を楽天スーパーポイントで全額補償することを決定いたしました。
調査が完了次第、対象となるお客様には具体的な補償方法などを、直ちにお知らせいたします。
今後も、お客様に安心してお買い物をしていただけるよう、出店店舗による適切な販売活動を徹底し
社内体制やシステム面等のより一層の強化に取り組む所存でございますので、何卒、ご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。


先日、歴史的な球団初優勝を飾ったばかりなのですが、
一転して、いきなり企業の危機にしてしまとは・・・。
頑張った選手は浮かばれません。



それにしても、不当な金額を吹っかけて売りつけたものを、
ポイントで還元ってどうなんでしょう。
補填と言いつつも、楽天は身銭を切らずに済みますやん。


損害を最小限に抑えようとするのは、営利企業にとっては、
至極当然ではありますが、心象というものがありまして。<日経> 2013年11月5日 

三木谷浩史楽天社長は6日、一般医薬品(大衆薬)のインターネット販売を巡って政府が一部の薬のネット販売を禁止・規制するルールを決めたことについて「違憲であり、遺憾だ」とし、「司法の場で戦う」と述べた。
三木谷氏は政府の産業競争力会議の民間議員を辞任する意向だ。
 新経済連盟(新経連)の理事会後の記者会見で述べた。三木谷氏は「立法事実がないまま営業権を制限するのは違憲という判決が出ている。
科学的な議論もなく一律に規制するのは遺憾」と政府の決定に強く反発した。
 さらに「対面販売の方がネット販売よりも安全であるという結論は特定の利益団体を守るためのもので話にもならない。司法の場で争う」とした。
三木谷氏は6日夕方に改めて記者会見を開き、これまでの経緯や今後の対応などについて説明するとした。

仮にネットで販売された薬によって、重大な副作用等が生じ、
問題が発生した場合に、責任を追求されるのは、
製薬会社と、ネット販売を容認した政府になりそうです。



そもそも、医薬品のネット販売で利益をあげそうな企業、
ケンコーコム楽天の子会社ですやん。



ここでも、営利企業としての方針は理解できます。
しかしながら、産業競争力会議のメンバーとしては・・・どうなのでしょう。