民主主義とは、なかなかに難しい

2013年11月4日 

【米長官エジプトへ 民主的政権移行促す】アメリカのケリー国務長官が、事実上のクーデター以降、初めてエジプトを訪問して暫定政府のファハミ外相と会談し、「国の安定と発展のためには民主主義が最もよい方法だ」と述べ、民主的な政権への移行を着実に進めるよう促しました。(以下省略)

米国のケリー国務長官と言えば、シリアとの開戦に積極的だった人物です。



ロシアのからの、「シリアには化学兵器を処理させよう」という提案に、
諸外国が賛同した為、事なきを得ましたけれども、この方自身は、
かなり好戦的な傾向にある印象です。



そもそも、世界の歴史を振り返ってみれば、
民主主義が必ずしも平和をもたらすわけではなさそう。
むしろ、世界を見渡してみれば、民主主義で上手くやってる国の方が少数です。



土壌が十分ではないところに、第三国が民主主義を押しつけても、
紛争地帯になってしまう可能性が高いですから。



朝鮮日報 2013年11月6日

ネットで朴大統領を中傷、77歳自称牧師に実刑判決
インターネット上で朴槿恵(パク・クンヘ)大統領を中傷したとして逮捕・起訴された、自称牧師のチョ・ウン被告(77)=本名チョ・ビョンギュ=に対し、ソウル中央地裁刑事3部(カン・ヒョング裁判官)は5日、懲役1年6月の判決を言い渡した。
チョ被告は今年2月「朴大統領がかつて平壌を訪問した際、金正日キム・ジョンイル)総書記に500億ウォン(現在のレートで約46億3900万円)を渡した」といった虚偽の内容が含まれる動画をネット上にアップしたとして、3月に逮捕・起訴された。

大統領への中傷で逮捕ですか。
どうやら韓国に言論の自由はないようです。
ここまでやってしまうと、北朝鮮と大差なく普通に人治主義ですね。



民主主義で国家を運営していくことは、決して容易くなさそうです。