日本には、ならず者という言葉がありまして

<レコードシナ> 2013年11月2日 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78598

2013年11月1日、環球時報によると、イラン紙テヘラン・タイムズは中国がイランに220億ドル(約2兆1500億円)の石油・天然ガス代が未払いになっていると報じた。
統計によると、中国はすでに米国を抜いて世界最大の石油輸入国になった。2013年1〜9月、中国は1600万トンの石油をイランから輸入し、その額は123億ドル(約1兆2000億円)に上っている。しかし、米国のイランに対する経済制裁により、買い手は現金で石油代を支払うことができず、イランは相手国の商品を購入して輸入する措置を取っている。

米国の圧力により、欧米の一部の国では石油購入をあきらめるか、量を減らして物々交換の形で清算せざるを得ない状況になっている。イランが未払い問題を持ち出したのは、中国に米国と交渉してくれるよう働きかける意図があるとみられるが、中国はイランに対する制裁に参加していないため、清算の問題はイラン自身が解決するしかない。(翻訳・編集/北田)


米国の圧力により、否応無く輸出できる国が限られているイランですが、
それを見越して足元を見られていますね・・・。



中国はたびたび約束を反故にしますが、2兆円未払いとはあまりに酷い。
これほど横暴な国家が国連にいて、しかも常任理事国としての、
権限を振りかざすのですから、性質が悪すぎます。



それにしても、2兆円分を物々交換って凄いですね。
イランは国連武器禁輸国だから、ハイテク機器の類は不可でしょうし。



とすると、食料品とかになったりするのかもしれませんが、
中国の食料品2兆円分・・・まったく魅力ありませんね。
事実上、支払う気なんぞ無さそうな予感しかしません・・・。<産経> 2013年11月5日 http://sankei.jp.msn.com/world/news/131105/chn13110508240000-n1.htm

中国が高速鉄道の輸出を働きかけているタイとの間で、契約にこぎつけた場合、車両代金など一部をコメや天然ゴムなどタイ産品との“物々交換”で決済する方向で調整していることが、関係者の話で4日明らかになった。
農産物の輸出を増やしたいタイの思惑に、中国が“経済外交カード”を切った格好だ。ただ、中国の高速鉄道は日本企業が「中国国内限定」で供与した新幹線技術をベースに造られており、輸出は契約違反にあたる疑いがある。
(中略)
 中国はタイのほか、マレーシアやオーストラリアなど向けにも高速鉄道の輸出を打診している。輸出にあたって中国はODA(政府開発援助)など制度金融を相手国に提示するが、加えて農産物や資源の輸入も新たなカードとして切る。

中国国内のみで運用することを前提に、新幹線の技術を提供したのだから、
「契約違反にあたる疑いがある」ではなく、明確な契約違反です。



日本から中国へ長期間に渡り多額のODA(政府開発援助)。
かたや、中国は他国にODA(政府開発援助)。
この出鱈目な構図は、いい加減に何とかならないのでしょうか。



どういう選択をするかは、当然ながらタイ次第ではありますが、
中国との契約は反故にされる事が少なくありません。
くれぐれもお気をつけください。