バッタの事情

少し前、米科学誌サイエンス(Science)に、
「恐怖におののきながら死んだバッタの死骸は、安らかに死んだバッタの死骸とは異なる影響を土壌に与える」



といった内容の論文が掲載されました。
安らかに死んだバッタと、恐怖を与えられたバッタでは、
体の窒素に対する炭素の割合が異なるそうな。



それで、恐怖を感じたバッタの死骸を入れた土壌では、
落ち葉など植物性有機物の分解速度が大幅に遅くなるのだとか。



極度のストレスにさらされた個体を形成する成分が、
他の個体との間に差が生じるというのは、いかにもあり得そうです。



たぶんこれは、バッタに限定される話ではなく、
他の種族でもなんらかの変化が認められるはずです。



数多ある心霊スポットや、不可解な現象も、
そのうち科学で証明される日がくるかもしれません。



西宮 ながた整体院