トクホのコーラ


 
産経 2012年3月26日 「トクホのコーラ登場! キリンビバ「脂肪の吸収抑える」

食事の際に脂肪の吸収を抑え、食後の中性脂肪上昇を抑制する食物繊維「難消化性デキストリン」を配合し、糖類はゼロ。爽快感を高めるため、炭酸を強めにした。同社の飲用試験で、実際に食後の血中中性脂肪の上昇を抑制できることが確認できたという。

トクホとは、「特定保健用食品」の略称で身体に及ぼす効果が
科学的に証明されている食品のことです。
ですので、「脂肪の吸収抑える」というのも、過大広告ではなさそう。



なかば都市伝説として、「太っている人はコーラを愛飲している」というのがありますが、
僕の周囲を見る限りでも、そういう傾向があるように思います。
実際に、コーラのカロリーは結構なものだったりします(以下は、500ml あたりのカロリー)。
 コカコーラ           215Kcal
 コカコーラ レモン      230Kcal
 CCレモン           200Kcal
 午後の紅茶ミルクティー  165Kcal



コーラは、依存性が強く癖になりやすい飲料水だと言われていますが、
そもそも、コカコーラのコカの由来はコカイン、というだけあって、
そういう方向性で開発されているものと思われ。



ゆえに、「体重は増やしたくないけどコーラはやめられん」
という既存顧客への需要を満たすべく、カロリーを減らした
ダイエットコークなる商品も存在しているんでしょうね。



その後、コーラから、ダイエットコークに乗り換えた方々が、
減量に成功したかどうかは定かではありません。



今回のトクホのそれは、「脂肪の吸収を抑え、食後の中性脂肪上昇を抑制する」
との触れ込みですので、太らないための単なるカロリー削減ではなく、
飲めばダイエット効果が得られることを意味していますので、
根強いコーラ支持層だけでなく、体重を落としたいと思っている人の注目も集めそうです。



繰り返しになりますが、「脂肪の吸収を抑え、食後の中性脂肪上昇を抑制する」
というのは、おそらく事実だと思います。



が、しかし・・・。
炭酸水には胃のぜん動運動を促進する作用がある、
という動かしがたい事実があったりします。



ということは、ぜん動運動が活発になると、
食欲が増進してしまう、これもまた事実なのでありました。
ご利用の際には、十分にご留意くださいまし。



西宮 ながた整体院