新幹線の憂鬱


日経新聞 2011年6月23日

中国国有の鉄道車両製造大手、中国南車は米国で高速鉄道車両「CRH380A」の技術特許を申請する方向で検討を始めた。
同車両は川崎重工業の技術をベースとしているが、南車は自社開発した技術だと主張。

なんといいますか、ほとんどの日本人が予想した通りの展開かと思われます。



高速鉄道の需要と供給は、国際社会においても関心が高いわけですが、
上記記事を知って驚く人は、世界広しといえども少ないのではなかろうか。
同じことを繰り返しつづける日本の姿勢に驚く人は多いかもしれませんけど。



JR東海が、こういう展開を嫌って商談に乗らなかった代わりに、
JR東日本川崎重工が乗っかったわけですが、
まさか、「想定外であった」 というわけでもないでしょうに。



こうして中国は、国際市場で新幹線を売りたい日本にとって、
強力なライバル誕生と相成ってしまいました。
ところで、中国に対するODAは、いつまでつづけるんでしたっけ。



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