お父さんは


5月末の日曜日には、日本ダービー(競馬)と、
モナコGP(F1)が開催されます。
どちらも、他のレースとは異なる雰囲気を持つ、いわば祭典で、
競馬と、F1に関心のある人にとっては、贅沢な1日だったりします。



皐月賞は、中山競馬場が被災した為、東京競馬場にて開催されました。
ダービーも東京競馬場ですので、皐月賞を獲った馬が例年以上に
有利になるだろうな、などと競馬を愛するみなさんとお話していたのですが、
予想通り?皐月賞馬が、ダービーも戴冠しました。



ところで、この馬のお父さんは、ステイゴールド号で、
現役時代は、数年間にわたりG1戦線の主役として活躍するも、
戴冠までは一歩及ばず、シルバーコレクター(2着ばっかり)、
などと、揶揄されたりしてました。



その後も、手堅く好走をつづけるものの、日本国内ではタイトルとは
ついに縁がなく、ラストランとなる香港での国際レースにて、
念願のG1タイトルを奪取し花道を飾って引退したという、
記憶に残るサラブレッドなのです。ちなみに最後の鞍上は武豊さんでした。



実力はありながら、なかなかG1ホースになれなかった父とは対象的に、
息子はいきなりクラシックで2勝、栄えあるダービー馬ですからね。



さて、残すは秋の菊花賞のみとなりました。
もしかしたら、ディープインパクト以来の三冠馬が誕生するかもしれません。
先ずは、怪我することなく無事に秋を迎えて欲しいものです。



ながた整体院