恫喝


原発での放水作業時、政府が東京消防庁に対して、どういうわけか、
ホースの設置ルートを遠回りにするように執拗に要求したそうな。
さらに、4時間が限度の放水を連続して7時間放水し続けるよう執拗に要求。



以下、時事通信 3月21日(月)より抜粋

東京都の石原慎太郎知事は21日午後、首相官邸菅直人首相と会い、福島第1原発での放水作業をめぐり、政府関係者から東京消防庁ハイパーレスキュー隊幹部に対して「速やかにやらなければ処分する」との圧力的発言があったとして、抗議した。石原氏によると、首相は「陳謝します。大変申し訳ない」と述べた。都関係者は、発言は海江田万里経済産業相からあったとしている。

こりゃひどい。伝え聞いただけでも腹立たしい。
ハイパーレスキューの皆さんの活動は、ほんとに命懸けです。
どこぞの首相がのたまう、「命をかけて」とは、意味合いが違う。
そもそも、経済産業大臣東京消防庁の隊員の職務に口を挟むとは、
越権行為も甚だしい。論外です。



ちなみに、ご本人さまは以下のようにコメントしたそうな。
「私の発言で消防関係者が不快な思いをされたのであれば、申し訳なく思っている」



実に当たり障りのない定型分です・・・。
先にクビになった、法務大臣を思い出してしまいましたよ。



なお、酷使せざるを得なかった放水車の1台は、
ディーゼルエンジンを焼き付かせ使用不能になったとのこと・・・。



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