太古の記憶


先日、幼い子供を持つ患者さんが、ご来院されて
「子供が、ピーマン食べないんです、
 いろいろ工夫してますが効果なくて・・・」
と、嘆いてらっしゃいました。


味覚は大別すると、甘味・酸味・苦味・塩味が
存在すると言われています(異論も多いですが)。


このうち、甘味・塩味に対してよりも、
酸味・苦味に対する方が強く反応します。


太古より、酸味・苦味は、食べられないもの、
腐敗しているもの、つまり人体に有害である可能性が高く、
生命の存続に関わる為、強く反応すると考えられています。


よって、特に幼少の頃は、酸味・苦味を避けるのは必然!
DNAの記憶に違いありますまい。
成長するにつれて、学習を重ねれば、酸味・苦味にも
対応できるように、なることもあるかと思われます。


というわけで、おおめにみてあげてくだされ。



西宮 ながた整体院