発熱 #2


前回の話は、カラダが積極的に体温を上げた、
つまり、能動的な発熱です。


それに対して、炎天下での活動などにより、
体内に熱がこもっての発熱は、受動的な発熱です。
同じ発熱でも両者は大きく異なります。


解熱剤は、血管拡張作用を阻害することにより、
血管を収縮させて、発熱を抑えます。


解熱剤が効果を発揮するのは、能動的な発熱時であって、
受動的な発熱には効果がありません。
受動的な発熱の場合は、身体を冷やす以外にありません。


夏の暑い時期に発熱した場合、解熱剤を飲む前に
発熱のタイプを見極めることも大切ですね。





西宮 ながた整体院