日本の歴史は世界最長



<産経新聞> 2015年2月22日 『一宮市教委の注意で削除』

愛知県一宮市の市立中学の男性校長(56)が、学校のホームページ上のブログに、神話に基づく日本建国の由来などに触れながら、自国に誇りを持つよう訴える記事を掲載したところ、市教育委員会から「神話を史実のように断定的に書いている」との注意を受け、記事を削除していたことが21日、分かった。


 記事では冒頭、日本の建国について「初代神武天皇が即位した日が始まり」と記し、16代仁徳天皇が家々から炊事の煙が上がらないのを見て民の窮乏を知り、税を免除して自らもつつましく暮らしたという「民のかまど」の話を紹介。「この話は神話」と断った上で「こうした神話こそが、その国の国柄を示しているとも言える」と書いた。(以下省略)


渦中の校長先生によりますと、「神話と断ったうえで書いた」そうです。
教育委員会は、いったい何を問題だとしているのでしょうね。
キリスト教系や仏教系の学校は珍しくありませんが、
特に「神話です」と断りもなく、この手の逸話が教科書に記載されています。



仁徳天皇のお話しなんて、道徳教育の見本みたいなものでしょうから、
むしろ積極的に引用しても良いくらいかと思われます。
教育委員会が主張するように、校長先生のブログ記事が、
史実として誤解を招く表現であったとしても、まったく問題ありません。



日本は紛れもなく圧倒的世界最長の歴史を誇る国家ですが、
その事実さえ知らない日本人が少なくありません。



中国なんて、建国以来60年そこそこの歴史の浅い国家ですが、
ご存知の通り、「中国うん千年の歴史」というフレーズを連呼してます。
それは、歴史のある国家への羨望以外の何ものでもありますまい。