歓迎されていないサービス

<読売新聞> 2015年2月9日 『NHKのTVとネット「同時送信」、試験を認可』

総務省は9日、NHKが申請していた、テレビ番組を放送と同時にインターネット上でも見られるようにする「同時送信」の試験などの実施について認可すると発表した。

 NHKは受信料支払者から参加者を募集し、1日16時間以内で、総合テレビとEテレの番組を一定期間、同時送信する。総務省は試験の成果などについて、 民放各社から求めがあれば共有することなどを認可の条件とした。

これって、NHKを視聴したいという希望者を対象とした登録制とかではなく、
ネットに接続できる環境(パソコンやスマホ所有)であれば、
無条件で受信料を徴収できることにしたいんでしょうね・・・。



ネット経由でTVを見たい人なんて殆ど存在しないでしょう。
大半の人は、「頼むからやめてくれ」と思っているはずの、
歓迎されていないサービスで、どう贔屓目に見ても悪質な押し売りです。



ネットに接続できる人全てが徴収対象になるのであれば、
理論上は日本人だけでなくて、諸外国の人も含まれてくるのですが、
請求されるのは日本人だけという・・・。



日常生活に不可欠な電機やガスでさえ、任意契約なのに、
NHK受信料が強制徴収とは、なんとも不可思議な話です。



ネットのプロバイダー料金とか、電話料金に便乗する形で、
避けようがない料金徴収システムにされたら嫌ですね・・・。