部品まで偽造=中国

<読売新聞)> 2015年2月7日 「中国製の偽装材料が『日本国内に甚大な被害を齎す』可能性が浮上」

日本の鉄鋼メーカー製を装った偽物の鋼材が、中国などで出回っていることが、国内鉄鋼大手の調べで分かった。

 被害の全容は不明だが、少なくとも100件以上の偽造が見つかっているという。自動車や家電などだけでなく、原材料の分野でも偽物が 横行する実態が明らかとなり、企業側は対応を強化する方針だ。 (以下省略)



ボトルやネジなんかは、偽造されるとなかなか判明しにくそう。
そのくせ、家電製品だけでなくクルマや建築物にまで、
多岐にわって使用されるわけですから、頭の痛いところでしょうね。


マンションやビル等は、使用されるボトルやネジの強度を前提として
構造計算されているので構造物そのものの耐久力が低下してしまうと、
大事故に繋がりかねません。



それでいて、表向きは小さな部品に至るまでが、
日本製で造られていることになってしまいますので、
自ずとボトルやネジだけでなく、運悪く偽者を使用された日本製の
建造物に対する信頼まで低下してしまいます。
そう考えると、この手の偽造はかなり悪質ですね。



日本国内で流通していてる日本製家電でも、当たり外れがあって、
ハズレを引いてしまうと、購入しても直ぐに壊れてしまうことがあります。
そういうハズレ家電にも、実は品質の悪い偽造された部品が使われていたりして・・・。