語るに落ちる

 


2014年11月26日 『安倍政権が在京キー局に報道圧力 メディアは一切報じず』

衆議院が解散され選挙戦が始まったばかりだが、それに向けて安倍政権がメディアに対して報道圧力をかけていたことがノーボーダーの取材で明らかになった。(以下省略)

放置すれば、偏った社会になってしまいますので、
報道への不当な圧力はいけませんね。よろしくないです。



というわけで、どういう圧力がかかったのか内容をみてみました。
自民党から報道陣に対して、以下の通りの要望がなされた模様です。


1.出演者の発言回数や時間を公平にする
2.ゲスト出演者の選定についても中立公平を期すこと
3.テーマについても特定の出演者への意見が集中しないよう公正を期すこと
4.街角インタビューなどの映像で偏った意見にならないよう公正を期すこと

いや、これだけなら普通に公平性を求めているだけでしょう(笑)。
上記の要望に対して、「一貫して公平性を守っています!!」
と反論するのであれば、頷ける話でまだ納得もできるかもしれません。



ところが、これを「報道への圧力」と解釈してしまうこと自体が、
現状の報道の在り方が歪んでいる証左なのではなかろうか。
語るに落ちるとは、こういうことを指すのでは。