怪しすぎる世論調査

このところ話題になっている、「集団的自衛権の行使容認」に関する、
世論の声とやらのアンケート結果は以下の通りらしいです。



朝日=> 賛成29% 反対63%
毎日=> 賛成39% 反対56%
東京=> 賛成39% 反対48・1%
読売=> 賛成71% 反対25%
産経=> 賛成69.9% 反対28・1%



ここまでくると、数字のばらつきは、誤差の範囲とは言えないでしょう。
世論調査というよりは、各新聞社内でのアンケート結果、
つまりは、各社の希望をこめた願望ですね。



上記数値に、もやは何の信憑性もありません。
それを堂々と紙面に掲げて、世論調査として販売しているのですから、
すごいとしか言いようがありません。



一方、お隣の韓国では、以下の様な談話が。<中華網> 2014年5月19日 http://japanese.cri.cn/881/2014/05/19/141s221238.htm

韓国政府は、19日、日本が憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使を容認することについて、韓国の許可がなければ、
日本が朝鮮半島集団的自衛権を行使することは絶対に認めないと改めて強調しました。 (以下省略)

朝鮮半島で、集団的自衛権の行使が発動するということは、
つまり、窮地に陥っているのは、韓国であって日本ではないです。
韓国は助けてもらう側なのですが、「日本が集団的自衛権を行使することは認めない」とのこと。



実に奇妙な論法です。何を言ってるのかわかりません。
けど、この間みたいに、「弾薬が足りないから貸して」
とか言っちゃうんでしょうね・・・。