対馬厳原港まつり

<読売新聞> 2014年5月16日 http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/nagasaki/20140516-OYS1T50040.html

対馬市で毎年8月に開かれる日韓交流イベント「対馬厳原港まつり」のメーン行事「朝鮮通信使行列」が2年ぶりに行われる見通しになった。昨年は、市内の寺社から盗まれた仏像が韓国から返還されない問題を受けて中止となったが、行列を主催する「朝鮮通信使行列振興会」が15日夜の総会で今年は実施する方針を決めた。
(中略)
振興会の稲田充会長は「市民から開催を要望する声も寄せられ、会員の反対もなかった。今年は胸を張ってできる」と話した。

対馬厳原港まつり」の「朝鮮通信使行列」とやらは、
対馬の仏像が盗難に遭い、韓国から返却がないため昨年は見送った、
そういう経緯だったりします。



未だに、盗まれた仏像は戻ってきません。
それがなんで、「胸を張って開催できる」ことになるのやら。



盗難の被害者である住職が異論を唱えないとは思えません。
「市民の反対ではなく、会員の反対はなかった」というあたりが、
何かと勘ぐってしまいます。



そもそも、ここで復活させてしまうと、韓国側に対して、
「日本、対馬は仏像の件は水に流しました」
という誤ったメッセージになりはしませんかね?