自画自賛

読売新聞 2013年10月10日 

読売新聞社は、15日から始まる第66回新聞週間を前に全国世論調査(面接方式)を実施した。
 新聞の報道を「信頼できる」とする人は86%となり、昨年に比べて6ポイント上昇した。情報や知識を得るために新聞がこれからも「必要だ」との回答は89%(昨年89%)だった。新聞が「必要とする情報や日常生活に役立つ情報を提供している」と思う人は84%(同81%)、「国民の人権やプライバシーを侵さないように気を配っている」は74%(同73%)、「事実やいろいろな立場の意見などを公平に伝えている」は66%(同63%)となった。
 子供のころから新聞を読む習慣を身につけることが「望ましい」と思う人は、89%に上った。調査は9月28〜29日に実施した。

恥じることなく、堂々と自画自賛する業界ってそれほど多くないと思われます。
面接方式だと、はっきり拒絶できる人の方が珍しいですよね。
良くも悪くも、日本人だと尚更そういう傾向があります。



察するに、新聞の購読者を対象に行ったのだと思いますが、
野球場に来ている観客に対して、「野球好き?」って聞いているのに等しく、
調査としては、意味を成さないのではなかろうか。



それにしても、公器を名乗り、表向き公平を謳うのであれば、
少なくとも、回答者の人数、年代、性別くらいは明記した方が吉。
そうでないと、「自作自演では」と勘ぐられますよ?



古来より、日本において自画自賛は美徳とはされていませんので、
その時点から、新聞屋さんが手本となりうるのか甚だ疑問に思う次第です。



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