契約の強制 - 雑記

◇商品やサービスが、その価値と比較すると割高であるもの
◇契約内容について詳細をしないで契約を迫るもの
◇いったん契約してしまうと、なかなか解約させて貰えないもの
◇申し込んでいないにも関わらず、商品を一方的に送りつけるもの
◇契約の勧誘を拒否しても、しつこく何度も勧誘するもの

上記項目から大半の人が連想するのは、悪徳商法です。

NHKがテレビを設置しているにもかかわらず放送受信契約を結んでいない世帯に対して起こした訴訟で、横浜地方裁判所相模原支部は2013年6月27日、契約を命じる判決をもって受信契約が成立するとする初の司法判断を示した。

法律によって強制的に契約させられるって・・・。

スクランブルをかけて、希望者のみが視聴できる環境をつくることは、
技術的に十分可能であるにもかかわらず、そうしないのは、
それに伴い、不利益を被るであろうＮＨＫ側の都合でしかありません。

メーカーはＮＨＫが視聴できないＴＶを販売すれば、
既存製品より売れると思われます。
まあ、そう出来ない諸事情があるのでしょうけれども。

最高裁までいけば、まともな判決がでそうな気がしますが、
このまま地裁レベルで終わってしまうと、
ＮＨＫに有利な判例だけが残ることになってしまいます。

日本の法曹界では、判例が大きくものを言うわけですが、
それを見越したＮＨＫの作戦だったりして・・・。

法律によって、いち民間企業との契約を拒否できない、
という事態はかなり異常だと思う次第です。

西宮　ながた整体院