違憲?

ここ数日、選挙の違憲云々記事が目立ちます。



朝日 2013年5年3月28日より一部抜粋
http://megalodon.jp/2013-0328-1204-13/www.asahi.com/paper/editorial20130328.html

裁判をとおして根源的な問いが突きつけられているというのに、政治の側の認識の浅さ、危機感の薄さは驚くばかりだ。
 あいもかわらず、どんな仕組みにすれば自党に有利か、政局の主導権をにぎれるかといった観点からの発言がなされ、「裁判所はやりすぎだ」と見当違いの批判をくり出す。
 「国権の最高機関」であるためには、民意をただしく反映した選挙が実施されなければならない。この当たり前のことが、なぜわからないのか。


法が否と云うのであれば、法治国家である限り正していく事は当然ですが、
現在の安倍政権はもちろん、その前の2009年から始まった
民主党政権前から指摘されてきたことです。



違憲状態と指摘されながら、対応しなかったのは先の与党である民主党です。
にもかかわらず、「安倍内閣はけしからん」 
的な論調になっているのは明らかなミスリードです。



そもそも、民主党政権時代には違法選挙云々は殆ど話題にならず、
政権が変わり、景気回復の兆しをみせはじめた今になって、
声高に主張しはじめるのは何ゆえでしょう??



時事通信 2013年3月29日 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000064-jij-pol

自民、公明、民主3党の幹事長は29日昼、衆院選挙制度改革について国会内で協議した。自公両党は、小選挙区を「0増5減」する新たな区割り案の勧告を踏まえ、早期の法改正を求めたが、定数80削減を主張する民主党は、0増5減の先行処理に反対し、平行線で終わった。
 一方、政府は0増5減する公職選挙法改正案を4月12日に閣議決定する方針を固めた。

で、上記の通り選挙制度改革に反対しているのも民主党
それどころか、0増5減案はノダ政権時代に民主党が提出した法案です。



時系列にするとこんな感じ。



2009年最高裁違憲判決

民主党が放置

2012年民主党が「0増5減」提出

民主党が「0増5減」に反対   



この状況で、「安倍政権けしからん」とはこれいかに。



ところで、一票の格差を是正しつづければ、
東京をはじめ、都市部の発言力と地方の発言力に、
物凄い格差が生じてしまうわけですが、それは問題なしなのでしょうか。



その時は、またあれこれと、いちゃもんつけるんやろね・・・。



西宮 ながた整体院