任意らしい

少し前の話ですが、帰宅時の最寄り駅にて。



女性専用車両から、男性が職員に連行(それっぽく見えただけですけど)されて、
降車してくる場面に遭遇しました。
その後、男性を降ろした電車は、当然ながら走り去っていきました。



「酔っ払いの類やろか、駅員さんも大変やのう」、などと思っていたのですが、
男性と、駅員さんのやりとりを聞いていると、意外なことに男性はいたって冷静、
かつ振舞いも紳士的でした。



男性が主張するに、「女性専用車両は、強制ではなく任意です。
諸事情によって、私は協力したくないのです」 とのこと。



それに対して、駅員さんは、「はいはい。列車の運行の邪魔になるのでもうしないでね」
といった感じで、軽くあしらってました。



あまりに近づきすぎるのも不自然ですので、その後のやりとりは聞き取れず。
ただ、男性は決して高圧的な態度ではなく、あくまで紳士的でした。



気になったので、その後調べてみたのですが、
男性の主張していた通り、男性が女性専用車両を避けるかどうかは任意でした。
任意ということは、善意から協力しますということで、
優先座席にて、席を譲るか否かに近いということになります。



男性の言う、協力したくない諸事情とやらを一切考慮しない場合、
わざわざ女性専用車両に乗車するのは、さすがに理解に苦しみます・・・。



が、しかし。男性の主張は、正論そのものではなかろうか。
少なくとも、強制下車させられる謂れはありますまい?
むしろ、駅員の対応にはおおいに疑問が残るところです。



それにしても、強制ではなく任意だったなんて、まったく知りませんでした。



ながた整体院