信じがたい #2


朝日新聞 2011年6月18日

「静岡」の茶から基準を超える放射性物質が検出されたとのフランス政府の発表を受け、静岡県川勝平太知事はコメントを発表し、「仮に製茶の数値が1千ベクレルだとしても飲用茶にすれば10ベクレル程度になる。飲んでもまったく問題ないと考える」と県の独自調査の結果を示して安全性を強調。その上で「情報を確認し、早急に輸出ルートを調査する」とした。

いやいや、「飲用茶にすれば問題ない」というお話ではなく、
基準を超えてしまっているものを流通させた時点で、ルール違反なわけですが。
不満があるなら、出荷する前に基準を変える必要性があるわけで。



フランスや欧州はもちろん、世界各国で、この談話が紹介されてしまうのでしょうか。
残念ながら、海外では誰も納得しないと思われます。



同記事より

茶の輸出手続きを担当する同県経済産業部によると、フランスで検査対象となった茶の最終加工地が「静岡」だった可能性はあるものの、県内では他県産や海外産の茶葉を加工して出荷する場合もあり、茶葉自体がどこで生産されたものかはまだ分からないという。

何気にコメントしてらっしゃいますが・・・。
「産地がわからないものを、静岡産として出荷していた」
これは、裏事情を暴露しているに等しいのではなかろうか。
それにしても、他県だけでなく海外産って・・・。



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