浦島考察


日本には四季がありますが、季節を実感できるということは、
長期的な時間の経過を把握することに一役買っています。


常夏の国に居住した場合、1年中夏です。
あたりまえですけど。


ということは、衣替えする必要性がなく、
衣類はフルシーズン使用可能です。
便利そうですけど少し味気ないような・・・。


五感は、しばしば過去を思い出すために役立ちます。
あのひ人と最後にあったのは、Tシャツを着ていて、
むし暑く、雨の香りがしていたから、夏だったかな、といったぐあいです。


ところが、四季のない地域で過ごしていると、
五感から記憶を辿っていく事が困難になります。
とくに時系列は、曖昧になってしまいがちです。


というわけで、かの有名な浦島太郎は、
「四季のある国の住人が、ひょんなことから南国で過ごした日々」、
をモデルにしたに違いない。


えらそうに、つらつらと書いてしまいましたが、
実は、お越しくださった方から教えて頂きました(笑)。
個人的におおいに納得してしまいました。


ながた整体院