横隔膜 #2


巷では風邪が流行している模様ですが、
皆さまいかがお過ごしでしょう。
ところで摂食障害の特徴として、風邪を惹きやすくなります。
咽・喉頭から食道、胃へと繋がっていくのですが、
横隔膜は食道の下、胃の上に位置します。


食道の粘膜は、ウィルスや細菌が感染しないよう
免疫細胞や常在細菌が豊富です。バリアみたいなものですね。


胃液は強い酸性ですので、嘔吐を繰り返すと
食道粘膜の細菌叢がダメージを受けます。
バリアが弱くなってしまうので、
外部から侵入した菌に感染しやすくなります。


胃酸の食道への逆流は、胸やけや、
扁桃腺炎の要因のひとつだと考えられています。
風邪を惹きやすい、胸やけになることが多い人は
横隔膜がうまく機能していない可能性がありますね。




西宮 ながた整体院