紆余曲折

この春から、関西に在住している北海道出身の大学生がお越しくださいました。



北海道と関西では、四季の移り変わりはもちろん、
気候が及ぼす、普段の生活での常識も随分と違っていて、
お話しを伺っていると非常に興味深く話題が尽きません。



中でも最も衝撃を受けたのが、クラーク博士の逸話。
「少年よ大志を抱け」で、有名なあの博士です。銅像だってあるのですぜ。
北海道民だけでなく、日本人なら殆どの人が知っているのではなかろうか。



それで、その博士の像、及び羊ヶ丘に触れると、
「あぁ、クラーク博士ですか・・・」と、いきなりテンション低めに。



あれ? なんでですの? と尋ねてみたところ、
「興味があれば、調べてみてください」とのこと。
しつこく聞くのもあれなので、この話は終わりにしました。



それで、帰宅後に調べてみました。



北大に在籍したのは8か月で、帰国後に大学創設や、
鉱山の買収を手掛けるも失敗に終わり、破産。
しかも、叔父から詐欺で告訴されてらっしゃる・・・。



訴えられる人=悪人 というわけではありませんが、
紆余曲折があったことは確かな模様です。
いや、まったく存じませんでしたよ。よい勉強になりました。



西宮 ながた整体院