格好よすぎ

朝日 2013年4月19日 http://www.asahi.com/business/update/0419/TKY201304190041.html

世界経済の課題を話し合う主要20カ国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議が18日夜(日本時間19日午前)から、ワシントンで始まった。初日の夕食会では、日本側が安倍政権の経済政策や日本銀行の金融政策について説明し、「反論はなかった」(麻生太郎財務相)という。 〜後略〜

円安是正(新聞各社によると為替介入)を進めると、
世界から反感を買う、と散々謳っていたはずですが、
実際の会合では、何の問題もありませんでした。



もっとも、今の日本の政策を否定すれば、
自国の政策に支障がでますから、反論できますまい。



公式の場では、諸外国の金融緩和は良い金融緩和、
日本の金融緩和は悪い金融緩和とは言えませんわね。



しかも、日本が送り出した代表が麻生さんとくれば、
わざわざ論戦挑む人はいないでしょう。めでたしめでたし。
と、思いきや、続報が。



読売新聞 2013年4月20日 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130420-OYT1T00427.htm?from=top

麻生副総理・財務相は19日の記者会見で、米自動車業界などから出ている円安批判について、「円が不当に安いというのは、どの数字を見て言っているのか分からない」と述べ、真っ向から反論した。
 麻生財務相は、「この1年少々を見れば、日本の貿易収支は真っ赤の赤字。間違っているのか、モノを知らないのかのどっちかだ」と批判。その上で、2008年9月のリーマン・ショックをきっかけに、1ドル=108円台だった円相場が75円台まで円高が進んだと指摘。「リーマン・ブラザーズの米国の失敗から、我々はえらく迷惑した」と語った。

さすがは麻生さん。相変わらず痛快です。
これを言う資格があるのは、世界広しと言えども麻生さんだけです。



リーマン・ショック時、麻生さんが速やかに対応してくれたお蔭で、
日本は被害を最小限にとどめることができ、「麻生の奇跡」と、世界から称賛されました。
どういうわけだか日本のメディアは一切報道しませんでしたけど。



「政治なんて誰がやっても同じ」、
などとのたまっていた報道各社の今の心境を是非聞きたいよ。



西宮 ながた整体院