懸念材料


以下、読売新聞(1月12付)より抜粋。


家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」で約2万頭の家畜が殺処分された宮崎県西都市で、13日から約1か月間予定されていた韓国プロ野球球団「斗山(ドゥサン)ベアーズ」(本拠地・ソウル)のキャンプが、約2週間短縮されたことがわかった。韓国で口蹄疫が流行しており、市内の畜産農家から再発を懸念する声が相次いだためという。 
〜中略〜 
ところが、市が今月に入り、キャンプの受け入れに理解を求める文書を市内約360の全畜産農家に送付したところ、「口蹄疫のウイルスが持ち込まれる恐れがある。再発が心配」などと反発する声が相次いだ。

畜産農家の方々は、「人」の出入りが感染経路になりえ、
大きな懸念材料であることをしっかり認識しているが故の対応です。
昨年の口蹄疫で苦しまれた方々の、まさに現場の声です。



それにしても、「キャンプ中止」ではなく、
短縮とありますので、行政ないし、球団の主張と、
住民側の主張のあいだをとった、ということになるのでしょうか。



以前にも書きましたが、口蹄疫は伝染力の強い感染症です。
http://d.hatena.ne.jp/nagata2006/20100508
感染経路(なりうるもの)を断ち切ることは基本中の基本です。
あまりに楽観視しすぎでは・・・。
今度こそ、杞憂に終わることを切に願います。



ながた整体院