再生医療


少し前に、培養皮膚の製造販売が承認、
なるニュースがありました。
培養されるのは、皮膚の1番外側の表皮で、
3週間で、8×10cmの表皮が十数枚できるそうです。


火傷などで、皮膚が1/3損傷を受けると、
直ちに死に至ります。皮膚はかなり重要な臓器です。
なんらかの理由で、皮膚が大きく損傷した場合、
自分や、他の人の皮膚を移植したりします。


自分の皮膚を移植する場合は、
当然ながら移植可能な皮膚には限りがあります。


他の人の皮膚を移植する場合は、本来なら、
生きていくうえで欠かせない免疫反応が仇に
なってしまい、なかなかに厄介です。


培養皮膚は、上記の両方の問題をクリアできます。
再生医療は、クローンに代表されるように
倫理的な問題がクローズアップされがちですが、
いろんな可能性を秘めているのもまた事実ですね。




西宮 ながた整体院